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こんにちは。夫です。
「クルマはもう一人の家族」とはよく言ったもので。
我が家の彼も、ご多分に漏れず、仲良し家族の一員です。

もう1人の家族・ミラジーノのマルク

小さな黄色ナンバーのコンパクト大衆車。
2002年式ダイハツ ミラジーノターボ・ミニライトスペシャル。
こいつがウチにやってきたのは、2013年の7月のことでした。
小さいくせにパワーがあって、そして何より1960年代の車を思わせるレトロなデザインが、何とも可愛らしい。
巷ではミニクーパーのパクリ……だなんて言われていますが、一応50年ほど前にダイハツが初めて作った乗用車・コンパーノの復刻デザインということになっています。
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※その、コンパーノさん。

本当はスバル360とかミニクーパーとかFIAT500とか……あのへんに乗ってみたいけど、都心の暮らしでは軽自動車がやっとなもので。30歳過ぎにして、ようやく手にした愛車には、「マルク」という名前を付けて、毎週洗車をしています。
なぜマルクかって?
車はいじるほどピカピカになっていくものだけど、こいつは時代の流れに逆行して、どんどんレトロになっていきそうな予感がして、クルマの反対で、マルク、という名前を付けました。
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それまで足はもっぱら地下鉄と自転車だった我々ですが、マルクが来てからは見違えるほどフットワークが軽くなり。軽井沢に奥秩父、茨城、群馬、栃木、静岡、三浦半島・伊豆一周……1年間で1万キロ近く、関東近郊の津々浦々に連れてってもらいました。
ぼくらの手元にやってきたばかりの頃は、こんなふうに目を丸くして緊張した面持ちだった彼ですが。
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※画像はカーセンサーより。

今では少し眠たそうな目で、すっかりぼくたちの生活に馴染んでくれています。
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雨に汚れた次の日に、洗ってやるととてもご機嫌に走ります。
間違えてちょっと高いスタンドでガソリン満タンにしちゃったときは、なんだか申し訳なさそうに回転数を上げません。
荷物を満杯に積んで険しい上り坂にさしかかったときは、とろんとした目をちょっとだけつり上げて踏ん張ります。

妻が妊娠して安静第一で出歩けなくなったとき、こいつには本当に助けられました。


過去一年間で、手を入れたところは数知れず。
ときにはぼくが、そしてときには夫婦で力を合わせて、理想のクルマにしていきました。
まだ一年しか経っていないけど、思い入れの深さときたら、かけがえのないもので。
エンジンブローしたら別のエンジン積み替える……くらいの覚悟を持って、これからもずっと大切にしたいぼくたち二人の相棒です。

このブログでは、愛車・マルクのことも、少しずつ紹介していきたいと思います。


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