こんにちは、お久しぶりです。
妻です。

ちょうど2ヶ月の里帰り出産を無事終え、東京に戻ってきました。

出産は聞きしに勝るすごい体験でした。
世界中のお母さんたちを尊敬しました。

そして待った無しで始まった育児。
さらに、世界中のお母さんたちを尊敬しました。

今日は出産してすぐに病室で書いたメモを(当時の心境です)
夫の撮ってくれた写真とともに投稿します。

生んだ直後にメモをとっててよかった。
もう、今はかけない文章です。

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予定日を9日も早く、急遽陣痛がきた。

おしるしもない、破水もない。
前駆陣痛なんてのもない。
だから、正直これが陣痛なんだかわからなかった。

そう言えば、昨日あたりから股関節が緩んできたような感覚はあった。
今朝ウオーキングで張り切って歩いたし、階段もがんがん上っちゃったし。

お昼ご飯作るとき、キッチンに立ってる時になんだかヨロヨロしたなぁ…

こんな日に限って、母は車で出かけている。

おかあさん、おなか痛いよ…
ってメールしようとしたら、先に母のほうから電話がかかってきた。

「今帰ってるとこだからねー!」

「もしかして…」という予感が的中したらしい。
恐るべし、母親のカン!

そして夫に泣き言メールを送ったら、
文字通り飛んできてくれた。

1000km以上も!

陣痛らしきものが来た時から、
あー、立会いは無理か…なんて思っていたから、正直驚いた。

彼はスーパーマンだ!

陣痛室で子宮口が開くのを待っている間、
父と母が代わり番こで腰をさすってくれた。
両親の温かい手で孤独じゃないんだと思えた。

3分に1回おとずれる、腰を粉砕されるような痛みに気が遠くなり、
ああ、早く生まれてきてくれ〜!という思いと
夫の到着までどうか待っていておくれ…という思いとが
交錯する中、わたしの陣痛は思いのほか早く進んだ。

17:00に病院に到着してから4時間で分娩台の上にいた。
35歳初産にしては早いらしい。

夫の到着はちょうど分娩台に上がった21:00頃だった。

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「間に合った!もういつ出てきてもいいよ!」

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…そこから、いまはまだ記憶が新しすぎて、
思い出すだけで下半身の力が抜ける思いがする。

とにかく、ありったけの力を下半身に集中させ、
生み出すことだけに使った。

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もともと体力に自信のない私だったが、
「へこたれるものか!この子だって苦しいんだ!」
と、ふんばった。

汗を拭いてくれる母。
痛みの間に頭を撫で、絶妙なタイミングで腰を押してくれる夫。
やさしく励ましてくれる助産師さんの声。

まさにチームプレイ。

当初、先生からは夜明け前になると言われた「その時」は、分娩台に上った2時間後、日付の変わる前に訪れた。
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12/19(金)22:58
3300gの元気な元気な男の子が誕生。
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初めて私の胸の上で対面したとき、
色白でタレ目な顔が、間違いなく夫に似ていると思った。

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ようこそ、君がこの10ヶ月私のお腹にいたんだね。

なんだか、やっぱり信じられない気分。

「は、はじめまして」

変な話、私はちょっと「彼」に人見知りしてしまった。

ずっと文通して仲良くなったペンパルと初めて対面したような気分に似ている。

出産が終わり、家族が帰った後、少し離れたところで寝ている「彼」をじーっと見ると、
泣くときにできる額のしわ(泣くと額にVの字ができるんだって)、
耳の形が私にそっくりであることがわかって、なんだか可笑しくなった。

ああ、血を分けた子なんだな。

でも、もうすでに(お腹に居るときからそう思ってたけど)私とは違う、別人格がそこにいて。

私は「彼」を守り育てる立場だけど、
決して「彼」は私の所有物ではないんだなぁ、と改めて思った。



夫と結婚して今までも、転げ回るほど面白く楽しい毎日だったけど
そこに、この楽しみを共有する新しい仲間が増えたんだー!という喜び。

倍増する幸せ。

そう言えば、今日は天赦日と一粒万倍日が重なる年に何回かの
特別な日だった。

神様がたくさんの許しをくれ、幸せが何倍にもなるスタートの日。

私たちを両親に、
そして今日という日を選んできた君のセンスはすばらしいよ

ようこそ、コモリファミリーの新メンバー!

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