絵本をディスプレイできる本棚を自作しました。
息子も生まれ、小さな我が家の一角を子供部屋にすることになりました。
というわけで、妻からリクエストがあった、絵本をディスプレイできる絵本棚を手作りしましたので、そのご報告をば。
今回のDIYは、絵本棚と一言で言っていますが、下段2つのオープンラック(ボックス型の絵本棚)に、上段奥のディスプレイラック型の絵本棚がくっついたもの。ぜんぶで3つDIYする必要があります。
絵本棚とオープンラックということで、正方形のボックスが二つくっついた二列の本棚(横幅800mm)を2つと、同じ幅のディスプレイラックを1つ作るので……
SPFの19×286×3650を1枚、19×286×1850を2枚。
ここからボックス棚用に800mmの板を4枚と、362mmの板を6枚取りました。あとはディスプレイ棚用に、19mm厚の細長い板を二枚。
19×185×3650を1枚買い、800mmから細長い板二枚分の厚みを引いた762mmを4枚取りました。
あとはディスプレイラックにいる細かい板をいくつか。
背板に使うベニヤが二枚。
家にあった余った木材も使用。
今回、ステインの色は、柔らかい「けやき」をチョイス。
メープルよりも少し赤っぽいカラーです。
まずは刷毛でぬりぬりぬり。
いつもウォルナットとかエボニーとか、暗い色ばっか使ってるから、うっすら色づいていく様はなんだか新鮮。
乾燥。取り急ぎ時間短縮のために、ボックス本棚の内側面のみ全て塗りました。
寝ながら乾くのを待ちます。
絵本棚にもってこいの、明るくて元気な色味。
翌日。ちゅんちゅん。
塗装が乾いた天板を800mmに切り……
切り……ボックス型(オープンラック)の作り方で大変なのは、底板と側面の板でコの字を立てたような状態を作り、そこにいかに釘とビスを打っていくかという部分。
普通にやると、生まれたての子鹿のようにバランスが取れず、つぶれてしまうのです。。。
なので、
芥川龍之介先輩に手伝っていただきましたw
下穴を開けてからビス打ち。使用したビスは、途中からネジ巻きが始まるやつ。この形だと木材が割れにくくていいのです。
だいぶ完成像が見えてきましたぞ。
さて、背板を付けたら、絵本棚のボックスタイプの方はひとまず完成。
あとは残った外側を塗りぬり。
で、絵本棚のディスプレイラックの方は……。
762mmの四枚をつなぎ合わせて、同じ762mmの細角材を2列ボンドで固定。
この全体を、19mm厚の細長い板で左右から挟むように固定します。
こんな風に。これで横幅が800mmにそろうわけです。
ちなみに少し斜めに立てて使うため、足になる部分はあらかじめ、奥行き286mmのボックスを壁にぴったり付けた状態でほどよい角度になるように測り、ジグソーで斜めにカット。
さらにこれだけだと危ないので、ディスプレイ棚背面に取り付ける足も、板を同じ角度に切って作成します。
で、取り付け。長ネジが届くところを二点ビス留めし、あとはボンドで固定。
ビスが届かないところは、裏側をこのU字の釘で留めていきます。
最後にラック部分の前板(絵本が落ちてこないようにするガード)を取り付け、白木のままだった部分を塗ったら……
はい、手作り絵本棚のできあがり。
さっそく絵本を並べてみました。
下段・ボックス絵本棚は、幅800mm×高さ400mm×奥行き290mm。
内径は362mm×362mm。
二つ合わせて横幅1.6m。
上段のディスプレイ絵本棚も幅800mm。高さは740mm。
サイズもぴったり。このへんは既製品にはないDIYならではの魅力。
ディスプレイの裏側は何かしら収納としても使えそうです。
今まではこんな感じだった部屋が……
息子は果たしてお気に召してくれるだろうか……。
こんにちは。夫です。
息子も生まれ、小さな我が家の一角を子供部屋にすることになりました。
というわけで、妻からリクエストがあった、絵本をディスプレイできる絵本棚を手作りしましたので、そのご報告をば。
今回のDIYは、絵本棚と一言で言っていますが、下段2つのオープンラック(ボックス型の絵本棚)に、上段奥のディスプレイラック型の絵本棚がくっついたもの。ぜんぶで3つDIYする必要があります。
手づくり絵本棚のDIY
絵本棚を手作りするにあたって、まずは材料です。絵本棚とオープンラックということで、正方形のボックスが二つくっついた二列の本棚(横幅800mm)を2つと、同じ幅のディスプレイラックを1つ作るので……
SPFの19×286×3650を1枚、19×286×1850を2枚。
ここからボックス棚用に800mmの板を4枚と、362mmの板を6枚取りました。あとはディスプレイ棚用に、19mm厚の細長い板を二枚。
19×185×3650を1枚買い、800mmから細長い板二枚分の厚みを引いた762mmを4枚取りました。
あとはディスプレイラックにいる細かい板をいくつか。
背板に使うベニヤが二枚。
家にあった余った木材も使用。
今回、ステインの色は、柔らかい「けやき」をチョイス。
メープルよりも少し赤っぽいカラーです。
まずは刷毛でぬりぬりぬり。
いつもウォルナットとかエボニーとか、暗い色ばっか使ってるから、うっすら色づいていく様はなんだか新鮮。
乾燥。取り急ぎ時間短縮のために、ボックス本棚の内側面のみ全て塗りました。
寝ながら乾くのを待ちます。
絵本棚にもってこいの、明るくて元気な色味。
翌日。ちゅんちゅん。
塗装が乾いた天板を800mmに切り……
切り……ボックス型(オープンラック)の作り方で大変なのは、底板と側面の板でコの字を立てたような状態を作り、そこにいかに釘とビスを打っていくかという部分。
普通にやると、生まれたての子鹿のようにバランスが取れず、つぶれてしまうのです。。。
なので、
芥川龍之介先輩に手伝っていただきましたw
下穴を開けてからビス打ち。使用したビスは、途中からネジ巻きが始まるやつ。この形だと木材が割れにくくていいのです。
だいぶ完成像が見えてきましたぞ。
さて、背板を付けたら、絵本棚のボックスタイプの方はひとまず完成。
あとは残った外側を塗りぬり。
で、絵本棚のディスプレイラックの方は……。
762mmの四枚をつなぎ合わせて、同じ762mmの細角材を2列ボンドで固定。
この全体を、19mm厚の細長い板で左右から挟むように固定します。
こんな風に。これで横幅が800mmにそろうわけです。
ちなみに少し斜めに立てて使うため、足になる部分はあらかじめ、奥行き286mmのボックスを壁にぴったり付けた状態でほどよい角度になるように測り、ジグソーで斜めにカット。
さらにこれだけだと危ないので、ディスプレイ棚背面に取り付ける足も、板を同じ角度に切って作成します。
で、取り付け。長ネジが届くところを二点ビス留めし、あとはボンドで固定。
ビスが届かないところは、裏側をこのU字の釘で留めていきます。
最後にラック部分の前板(絵本が落ちてこないようにするガード)を取り付け、白木のままだった部分を塗ったら……
はい、手作り絵本棚のできあがり。
さっそく絵本を並べてみました。
手作り絵本棚・完成像
下段・ボックス絵本棚は、幅800mm×高さ400mm×奥行き290mm。
内径は362mm×362mm。
二つ合わせて横幅1.6m。
上段のディスプレイ絵本棚も幅800mm。高さは740mm。
サイズもぴったり。このへんは既製品にはないDIYならではの魅力。
ディスプレイの裏側は何かしら収納としても使えそうです。
今まではこんな感じだった部屋が……
絵本棚が入ってこの通り。甘すぎない感じで、わりと子供部屋らしくなりました。
なお、向かって左のボックスは、金具で内側を補強したので大人が座れます。
シロウト耐荷重計算では、75kgの人がどさっと座ってもほとんどたわまない ……はず。
ちなみに絵本棚上段のディスプレイラックは倒れてこないよう壁に固定されることをお勧めします。
絵本棚のDIY。かかった時間は合計6時間半程度。
材料費は、三つ合わせて1万円程度です。
息子は果たしてお気に召してくれるだろうか……。