ミラジーノL700カスタム・カーオーディオ&スピーカー交換 

ミラジーノのカーオーディオとスピーカーを交換しました。
ド文系で電装系のことはさっぱりわからぬシロウトですが、何とか自分でできましたので、交換方法を記したいと思います。(コモリ夫妻・夫)

なお、カーオーディオは下記のカロッツェリア・MVH-380に交換しました。
USB接続ができ、iPhoneなどがつなげられるモデルです。

ぼくのマルク、ことミラジーノは、中古なので社外のカーステレオユニットが付いていたものの、
テープとラジオしか聴けないという哀しい仕様。
というヵ、MDですらないのかよ(笑)

なんとも時代を感じるデザインです。

最初はしぶしぶFMチューナーで音楽を聴いていましたが、あまりの音質の悪さと混線、
そしてドアのビビリに我慢の限界が来ました。

ミラジーノのカーオーディオを自分で交換

というわけで、レッツ交換タイム♪

そこで、まずは既存のカーステを引っ張り出し、 iphoneを繋げられるカロッツェリアのMVH-380に交換。

外し方は簡単です。
木目のインテリアパネルは、素手で引っ張れば外れます。そこから先は、見えているネジを外すだけ。

ちなみに、四つ止まっているネジのうち、下のやつは、アース線が付いています。後で戻すときも忘れないようにしましょう。

 ハーネス引っ張り出します。
ハーネスのケーブルは、それぞれ色分けがされています。
基本的には、車体側のハーネスと、カーステ側のハーネスを同じ色同士で繋いではめていけばオーケーです。
さすが日本車。これなら知識がなくてもカンタンだ。
あとは元に戻すだけ。
ちなみに2dinだったカーオーディオが1dinになり、一段空きました。
なので、小物入れのボックスを追加。

奥の見えない位置に穴を空け、そこからiPhone接続用の端子を出すようにして、音楽掛けているときはiPhoneをここにしまえるようにしました。

いったんここで音を鳴らしてみます。
……うむ、よく鳴ります。
FMチューナーとは大違い!
無事にMVH-380が取り付けられました。

ミラジーノのスピーカーを交換する


さあ、続いてフロントスピーカーの交換です。
カーステが変わっただけで、音質はよくなりましたが、まだ音が籠もる&内装がびびるのは変わりません。

というわけで、スピーカー交換へ。

交換方法は、まずドアの内張をはがします。
内張の剥がし方は、

  1. ドアロックノブ(ドアをロックする小さなあれ)を回して外す
  2. ドアミラーの内側のパネルを外す(奥の下側を手前に引っ張り、全体をスライドさせる)
  3. 小物入れのネジを外す 
  4. ドアノブを外す(ネジで)
  5. 内張を下から順番に引っ張って外す(バキバキバキっ…) 
  6. 引っかかっている配線類を外す
  7. ドアロックノブが引っかかるので、上に少し持ち上げて外す
という感じです。

ミラジーノスピーカー交換
ネジを外し、純正スピーカーを取り外しつつ、スピーカー裏のカプラーを外します。
そしたら、もともとスピーカーがついていたねじ穴にインナーバッフルを取り付けます。
その上からインナーバッフルに付いていたネジで交換後のスピーカーを取り付け。

最後にスピーカーの周りをインナーバッフルによりくっつくよう、制震用のブチルテープで補強します。

…だったと思います。作業からかなり時間が経ってから記事を書いているので、若干うろ覚えです。。。すみません。

とまあ、こんな感じに。
スピーカーは純正から社外品(REMIXの16cmコアキシャル2WAYマウントスピーカー)に変更しました。


ちょっと作業にいっぱいいっぱいで写真が取れませんでした。すみません。。。
この辺は他の方がブログなどで公開されていると思いますので、合わせてご覧ください。

スピーカーはネジで外れますので、交換自体はとてもカンタン。

あと、
ドアトリムのスピーカーグリル部分はニッパーとカッターで間引きして、音のヌケをよくしました。
これをやるかやらないかで、かなり変わります。

スピーカー交換ついでにインナーバッフル&音質をよくするデッドニングを

スピーカーを交換する際、インナーバッフルという木製の台座を取り付けました。
これでスピーカーの出す振動が直接ドアに伝わって、音がくぐもったりドアがびびったりするのを防止します。

あと、スピーカーの裏側にあるドアの鉄板に、台所スポンジを設置。
これも裏側から音が逃げたりドアに伝わらないようにするためです。
一応、雨水がガラスから伝って入りそうなので、ぬれて膨張しないようにプラバンでカバーを作成しています。

あとはドアを簡易的にデッドニング。
オーディオの音質向上には欠かせない(らしい)プロセスです。

といっても、ドアに元々付いてるビニールカバーは外さず、その上からメンテナンスホールをブチルテープとアルミテープを重ね貼りして塞ぎます。
ポイントは、ビニールカバーの上から見て、鉄板に穴の開いた部分を塞いでいくことです。

ドアは鉄板が二重構造になっていて、外側の鉄板と内側の鉄板の間にウインドウガラスが設置されているのですが、内側の鉄板にはいくつか大きな穴がもうけられていて、そこから音が逃げるのを防ぎます。

他にも共鳴して震えそうなところには制震目的でアルミテープをペタペタと。。

あとは、内張と干渉しそうなケーブル類にスポンジを巻き付けます。
アルミテープとスポンジ巻きができたら、内張と同じくらいの大きさに切ったシンサレートという綿の防音材を入れつつ、内張を元に戻して完成です。


写真で表すと、こんな感じ。


ミラジーノ・フロントドアのデッドニング方法

シンサレートを惜しみなく使用

ミラジーノデッドニング・シンサレート貼り
こんだけやるとかなり変わります。あと、エアコンとか効きが良くなります。とくに冬。

ちなみに制震シートは高いので、百均で買ったアルミテープを三枚重ねで貼り、シンサレートもカーショップやオーディオショップだと高いので、生地屋さんで安く仕入れました。

ミラジーノのカーオーディオとスピーカー交換、完成


カーオーディオもスピーカーも二つ合わせて1万円ちょっとのローコスト商品ですが、少し工夫するだけで、比較にならないくらい音が良くなりました。
アルミテープとシンサレートとスポンジのおかげか、爆音で掛けてもトリムはビビリません。
良かった。

あと、このあと後ろのドアもデッドニングしましたが、車内すんごい静かになりますね。
暖房と冷房の利きも全然変わります。
保温性と機密性が高まって、冬の晴れた日なんか、暖房付けなくてもOKなときあるくらいです。

そして、ドアを閉めたときの音が「ばいん」から「ぼすん」になりました。

高速のロードノイズが気になり始めて、アルミテープとシンサレートでラゲッジルーム(スペアタイヤ下も)とフロアもデッドニングしたのですが、そちらはなかなか消えないものですね。。。

ドアのデッドニングは効果てきめん。おすすめです。


ほかにもいろいろいじってます。>> ミラジーノの内装カスタム一覧


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