洗濯機(東芝AW-60GF)を自分で分解するの巻
今回は、洗濯機を分解して中を洗う方法を写真付きで解説します。やり方さえわかれば、けっこうカンタン。毎年やろうかな…。
どうも、夫です。
お恥ずかしながら、最近、洗濯物が少し臭っておりまして。
なにせ買ってから6年前の上開き式・ごく普通の洗濯機AW-60GF(信頼の東芝製)。
何が起きてもおかしくはありません。
妻が市販の洗濯槽クリーナーをぶっ込んでみたところ、ワカメみたいなピロピロカビが、出るわ出るわ。
逆に止まらなくなって、大事な服がゴマフアザラシのようになってしまいました。。。
妻「洗濯槽クリーナー使ったら逆に洗うたびに洗濯物が汚くなってくよ……もういやぁー」
ぼく「たぶんクリーナーの成分で洗濯機のドラムの裏側に張り付いていたカビが剥がれかかって、ちょっとずつ出てきちゃってるんだよ」
妻「何回かクリーナーしたら全部出るかな」
……6回くらいしてみましたが。
洋服のゴマフ化はとどまるところを知らず。
妻「ぜんぜん収まる気がしないよー!」
ぼく「こりゃ分解して洗うしかないな」
というわけで、やったこともない洗濯機の分解に挑戦してみることに。
洗濯機の分解に必要なもの
・ドライバー・ペンチ
・ガムテープ
・ラチェットレンチ
・軍手(滑り止めつき)
・木の棒
・たわし
・電動ドライバー ※普通のドライバーだけでもできます
洗濯機の分解方法
作業を始める前に、まずはホースを外し、水が出ないようにしておきましょう。
まずはフタ開けて、底の真ん中のネジを外します。非力なので電動ドライバー使いますが、ふつうの貫通ドライバーとかでも開くと思います。
ネジを外したら、底を外します。引っ張れば普通に取れますが、取っ手のない鍋のフタみたいなものなので、つかめません。なので、ガムテープを貼り付けて、つまんで外します。
続いて洗濯機の上側のパネルを外します。我が家の洗濯機は裏側にネジが二本。家電って見える位置にはあまりネジがないので、だいたいどこのメーカーも同じではないかと。
ネジが外れたら、あとは手前側にパネル全体を引っ張ると、がこん、と外れます。これでドラムを引っ張り出せるようになりました。
では、ドラムを外しましょう。底に四つのナットで止まってます。レンチを使って外しましょう。
まるで漁船のネジのようにサビサビです。ですが、強度はありそうなのでそのまま使います。
滑り止め付きの軍手で引っ張り上げて、どどーん。ドラムが外れました。
その形状があまりにもさるかに合戦的なので、この日以来、洗濯機くんは「石臼どん」と呼ばれるようになりました。
洗濯機を洗浄する方法
続いて洗浄方法です。といっても、使うのはたわしくらい。上部パネルは電気コードなどで本体とつながってるため、外せません。なので、適当な木の棒を突っ込んで倒れてこないようにします。
閲覧注意なのではっきりは写しませんが、中はこんな感じでした。こいつらがワカメの正体か……。
でも、クリーナーがカビの根っこを撲滅してくれたせいか、濡らしたたわしでごしごしすれば簡単に落ちます。
ごしごし……。
あっという間にぴかぴかに! これでワカメが出てくることもありません。
一方、こちらは石臼どんことドラム。妻がお風呂でごしごし洗います。普通のたわしです。
こちらもすぐにぴっかぴか。
あとは分解した要領で組み立てれば任務完了。
おかげで次の日から洗濯物は真っ白に。ゴマフ化はかくして食い止められたのでありました。
洗濯機の分解は20分もあればできるレベルだったので、これからは1~2年に一回はこのようにして洗ってやろうと思います。
おしゃれなドラム式を買おう買おうとは思っていましたが、まだまだがんばってくれるモノは買い換えずに大切に使いたいもんね。
ね、石臼どん。