ミラジーノオーディオ向上その2。ツイーターを取り付ける

ミラジーノL700のオーディオ向上第2弾。ツイーターを取り付けました。
電装系ドシロウトですが、なんとか自分でできましたので、その方法を記したいと思います。

ミラジーノ用に選んだツイーターはカロッツェリアTS-T420

友人がクルマをキャストに乗り換え、金にものを言わせて話題のダイヤトーンナビ+デッドニングキットを入れたそうなので、ちょっと対抗心が燃え、ツイーターを増設することに。
前にスピーカーをなんとか交換できたので、調子にのって自分でやってみました。
カロッツェリアのチューンナップツイーター「TS-T420」
カロッツェリアのチューンナップツイーター「TS-T420」

買ったのはカロッツェリアのチューンナップツイーター「TS-T420」。3700円。
以前取り付けたものと合わせるとこんな構成に……。
  • カーオーディオ…カロッツェリアMVH-380(5200円)
  • フロントスピーカー…REMIXコアキシャルスピーカー(3800円)
  • インナーバッフル
  • ツイーター…カロッツェリアTS-T420(3700円)
  • デッドニング…シンサレート2m、制震シート、アルミテープ、スポンジなど7000円程度
合計2万円いかないという、友人のサウンドシステムの10分の1のオーディオDIY(笑)。

ミラジーノにツイーターを取り付ける方法


まず取り付け位置を決めます。
配線の取り回しを考え、ここに決定。
ミラジーノにツイーターを設置
ち、小さいな。。。ホントにこれで音は良くなるのかという、若干の不安がありつつも先に進みます。
ちなみに取り付けは両面テープでぜんぜん大丈夫です。説明書では穴開けを推奨していますが、シリコンオフで脱脂してから接着すれば、ぜんぜん外れません。
続いて配線を。
インテリアパネルを剥がし、ネジを取り、カーオーディオを引っ張り出します。
インテリアパネルは素手でつかんで引っ張れば取れます。どうしても取れないときはマイナスドライバーみたいな形のもので傷を付けないよう注意しながらこじりましょう。
ネジはアースが付いている下から順番に外していくと外しやすいです。
引っ張り出しーの。シフトノブにタオルとか掛けておくと傷がつかなくておすすめです。
ミラジーノのハーネス
裏側の配線たち。色とりどりの配線たちは、それぞれフロントの左スピーカーやフロントの右スピーカーをはじめ、いろんな電装系に伸びていってます。

このへんは詳しくないので割愛しますが、スピーカーは前の左右、後ろの左右分しかなく、ツイーターを増設する場合、ネットワークケーブルという二股のケーブルを使って、フロントのケーブルを分岐させる必要があります。
パイオニアホームページより
上の図で言うと、もともとカーオーディオから出ていた+-は、右のスピーカーの+-に直接刺さっていたわけですが、ここにネットワークコードを噛ませ、ツイーターを割り込ませるわけです。

ちなみにこれがネットワークケーブルの実物。
図の通り、ハイパスフィルターが付いていて、先端がギボシになっている方がツイーター側。
6本中、2本だけギボシになっています。

なので、一瞬ぼくはギボシ側がカーステ側と勘違いし、「やべぇ、合わない!」とパニクりましたが、よく見たら大丈夫だと気がつきました。シロウトには難しいですね(苦笑)

というわけで、オレンジ色のFRONT-R(右)の+と-、緑色のFRONT-L(左)の+と-、合計4本をいったん外します。
ミラジーノのスピーカーケーブル
ここに付属のネットワークケーブルを差し、二股に分岐させます。
このように。

これをL側も行います。

※ミラジーノのスピーカー配線の色について

ぼくのミラジーノでは、緑がフロント・左でオレンジがフロント・右ですが、説明書では違う色で書かれていたので、もしかすると取り付けているカーステや配線の種類によって違うかもしれません。
カーステユニットを元に戻します。上のネジから付け、下のネジにはアース先の取り付けをお忘れなく。

ツイーター配線の取り回し

配線はこんな感じで、左右ともダッシュボードとドア横の隙間に埋め込み、取り回しました(写真は左フロントドアとダッシュボードの隙間)。ドアの開閉にも特に問題ありません。
ここからインパネの下というか、裏を這わせるのですが、取り付け方によっては、峠道のカーブとか段差とかの衝撃で、接触不良が起きますので要注意(ぼくの純正配線が古いだけなのか…)。
というのも、後日ドライブ中に、ワインディングで左側のツイーターが聞こえなくなりました。
配線が増えて、ハーネス自体が重みで引っ張られたり、ブレーキ時に動きやすくなったのでしょう。

なので、接続不良にならないよう音を確かめながら、オーディオ裏の配線類をビニールテープなどで固定することをおすすめします。

ミラジーノにツイーター。取り付け完了

完成。

すごい、こんなに小さいのにちゃんと鳴るもんですね。いままでは、どんなに補正しても足下で音が籠もりがちだったのに、高音が伸びよくクリアな感じで入ってきます。むほほ、十数年前の軽自動車とは思えない音。

ですが、今回はこれではまだ終わりません。

カロッツェリアMVH-380アドバンスド・サウンドレトリバーの感想


続いて、カーステレオのカロッツェリアMVH-380の性能を引き出すべく、いままでヘッドホン端子だったiPhoneをLightningケーブル接続に。
ANKER製lightningケーブル(木目)
折り曲げに強いナイロンケーブルのANKER製を購入。ジャックを木目シートで木目化し、取り付け。

MVH-380はアドバンスド・サウンドレトリバーという機能が付いておりまして。
MP3で圧縮された音源の失われた部分を補完し、CD並の音質にしてくれるというやつです。
いままで封印されていた機能を、いざオンに。

結果は……確かに音いいです! 音の粒が細かくなったというべきか。
特にわかるのがシンバルの音。5分/5~6MBくらいに圧縮された音源だと、ドラムのシンバル音が真っ先につぶれるのですが、これが確かにCD並にヌケ感のあるクリアな音に。
但し、すべての音がクリアになってしまうので、全体として多少メリハリがなくなるというか……。

なので、イコライザでバランスを整えるのもセットで行うと、とても良い感じになります。
いやー、スピーカーとオーディオ本体、ツイーター、あとはインナーバッフルとデッドニング(ドア4枚+フロント床、リア床)合わせて2万円程度でこの音が出れば十分。

これでもけっこう満足なのに、ダイヤトーンサウンドナビは、どれくらいいい音なんだろう。。。
聞き比べが楽しみです。

※追記 ギボシ端子セットと電工ペンチはいらなかった。。。

最初、ネットワークケーブルの向きを勘違いして「合わん、これギボシじゃんか」とテンパり、ネットで調べたらダイハツのハーネスはカプラー形状が特殊で合わない、とかいう噂があったので、ドシロウトながら電工ペンチとギボシを購入したのですが……今回は使わなくて済みました。ホッ。


ほかにもいろいろいじってます。>> ミラジーノの内装カスタム一覧


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