第一線で活躍する、ファッションデザイナーの友人のアトリエへ。

最新コレクションを見せてもらい、夫婦兼用のコートとカーディガンを発注してきました。

同じ幼稚園・同じ中学へ通い、似たような場所で、似たような景色を見て、似たような空気を吸ってきた彼が、こうしてモノづくりで人々を魅了しているというのは、同じモノづくりを生業にも生活にもしている身として、嬉しいものですね。

そんな彼らの作る服。
KJにも良さがわかるようです。
抜群のファッションセンスを身につけてくれとは言わないけれど、着飾ることに興味を持って、自分だけの好きなスタイルは確立できる人になって欲しいなぁ。
呼吸をするように想像したり表現したりして、自分を癒すことができるときっと生きるのが楽しいと思うから。

千駄ヶ谷のアトリエを出た後は、サンドイッチを買って東京体育館へ。
特に中に入るわけでもなく、階段に腰掛けて3人でご飯を食べました。
「はい、トマト」

20代の頃は気になった服をたくさん買って、いろんな格好をしたいと思っていたけれど、
最近は、モノを作る人の仕事に敬意を払い、その人のぬくもりが伝わってくるようなものだけを買い、大切に、長く着たい。
そんな風に思うようになりました。
国立競技場は壊されてしまったけれど、この東京体育館や代々木体育館は大切に使われ続けてほしいなぁ。
下町の懐かしい風景も、古くなったマンションも、学校も、工場も。
息子や、次の世代の人々とも、できるだけ同じ景色、同じモノについて語り合いたいから。
コモリ夫妻・夫。


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