廃材っぽい天板の机。自分用に作りました。
家の中のものをいろいろとDIYしていて、ふと、気がつきました。
そういえば自分が一番使用している机、20年近く前に買った合板の安いやつじゃん。。。
結婚して引っ越すにあたり、全体を黒で塗り直して、まあ部屋には馴染んでいたものの…
自分がいちばん使う机が既製品というのは、DIYerとしてなんだか微妙な気分です。
家族には手作りの家具を与えるわりに、自分の部屋は既製品家具。
自分、これでいいのか?
こんな感じを目指します。
作りながら微調整したので、図面の寸法は少し変わりましたが。。。
脚を金属にして、全体的に少し華奢というか、スッキリした感じに。
なお、天板のサイズは1100mm×550mmくらい。高さは750mm程度です。
天板のSPF材は安い反面、剃り・欠けが出やすいため、できるだけまっすぐででこぼこの少ないものを選びましょう。
ちなみに上に載せる板は天板、天板を支える脚と脚を繋ぐ板を横板とか幕板とか言うらしいですよ。
そして下の方で脚がよじれないように補強する板や棒を貫というらしいです。
(ブログ書くために調べてて初めて知った)。
まずは天板作りから。
3650mmの板を1100mm3枚にカットし、400番手でヤスリがけ。
面のコンディションや節の模様なんかを見つつ、どちらをオモテにするか決めてから塗装を始めます。
ステインは水性のオリーブ。
https://www.washin-paint.co.jp/product/type/water-based/pore-stain
濃さは1回塗りですが、オモテ・ウラ・サイドの3回に分けて塗装しました。
写真には撮っていませんが、サイドを塗るときはオモテやウラにステインがはみ出しやすいので、マスキングテープをしました。
乾燥終了後、コンロで大胆にファイヤ。
そのままでも良いのですが、うまくステインが入らなかったところとかを隠す意味も込めて、焦げ目を付けました。
IKEAのTERTIALで作るレトロ&インダストリアルなウォールランプ で培った技です。
天板以外の材料もついでに塗り塗りー。
続いて、天板を載せる横板部分に着工。まずは幕板(角材)をロの字に組みます。
ボンド+木ねじで組み付けていきました。
最後に真ん中の幕板を取り付け、日の字に。
こちらはロの字の真ん中に角材を木槌ではめ込み、ネジ止めです。
いよいよ脚の取り付けです。
今回、机の脚はあえて木材では作成せず、これを使いました。
スチールラックのあれです。
カラーアングル30型・750mm。1本390円を4本なり。
金属部品特有の薄さと工業的な素っ気なさが出てくれるかなーと…。
さっそく横板にネジで取り付けていきます。
なんかちょっと机っぽくなってきましたね。
ぶっといネジなので下穴を空けるのはもちろん、横板の中で他のネジとぶつからないように注意が必要です。
脚ができたら、奥側の2本を木材で作成した補強板の貫で繋ぎます。
スチールラックのアングルの穴は意外と大きくて、木材に合わせてビスを選ぶと頭が抜けてしまいます。
なので、スチールラック用のナットをワッシャー代わりに噛ませて付けました。
そして、貫板とともに足下で机のよじれを防ぐのは、カラーアングル用のフラットバー。
サイズがないので45mmと30mmを重ねて調整し、前脚と後ろ脚を繋ぎます。
最後に天板を乗せて……
…はい完成。
ではありません。
机の薄さを殺さないよう、横板の厚みを利用し、外付けHDDを収納できるラックを作ります。
といっても裏からベニヤ板を貼るだけですが。
向かって奥の方のわずかな隙間は、HDDのケーブル類を出すためのものです。
こんな感じに。外付けHDD2基と内蔵HDDを外付け化したやつ1基。合計3基を収納。
こだわりポイントは、目の高さから見たときのスッキリ感。
幕板の薄さと長さ(天板に対する)が良い感じになるよう、Photoshopでちまちまシミュレーションして決めました。
アングルの脚と相まって、なかなかな華奢さ。
だけど実はガッチリしている。そこがこだわりでした。
一応計算では120キロまで耐えられます。
脚の色は黒いパソコンと合わせました。ちなみにパソコンは、同じく黒いスチールのステー(クランプ式)で取り付けています。
サイドに置かれている本は、
カードリーダー入れ。写真を取り込むときはここをぱかっと開けてCFを差せばOK。
何かとごちゃつくiPhoneの充電ケーブルもここに入れておけば、普段は机の上をすっきり使えます。
むふふ、居心地がとてもよくなりました。
次は何作ろうかな…。
家の中のものをいろいろとDIYしていて、ふと、気がつきました。
そういえば自分が一番使用している机、20年近く前に買った合板の安いやつじゃん。。。
いままで使っていた机 |
結婚して引っ越すにあたり、全体を黒で塗り直して、まあ部屋には馴染んでいたものの…
自分がいちばん使う机が既製品というのは、DIYerとしてなんだか微妙な気分です。
家族には手作りの家具を与えるわりに、自分の部屋は既製品家具。
自分、これでいいのか?
古材風の机をDIY
というわけで、新しい机を作りたいと思います。![]() |
完成イメージ図 |
こんな感じを目指します。
作りながら微調整したので、図面の寸法は少し変わりましたが。。。
脚を金属にして、全体的に少し華奢というか、スッキリした感じに。
なお、天板のサイズは1100mm×550mmくらい。高さは750mm程度です。
古材風の机の材料
材料はSPFのワンバイ材およびツーバイ材。- 天板 SPF 18×185×1100mmを3枚
- 横板/幕板(ヨコ方向) SPF 30×30×1000mmを2本(前・後)
- 横板/幕板(タテ方向) SPF 30×30×450mmを3本(左・中・右)
- 貫(奥の足元に入れる補強用の板)SPF 18×63×1020mm
- 脚の材料 ※後述
天板のSPF材は安い反面、剃り・欠けが出やすいため、できるだけまっすぐででこぼこの少ないものを選びましょう。
ちなみに上に載せる板は天板、天板を支える脚と脚を繋ぐ板を横板とか幕板とか言うらしいですよ。
そして下の方で脚がよじれないように補強する板や棒を貫というらしいです。
(ブログ書くために調べてて初めて知った)。
机の天板を作る
まずは天板作りから。
3650mmの板を1100mm3枚にカットし、400番手でヤスリがけ。
面のコンディションや節の模様なんかを見つつ、どちらをオモテにするか決めてから塗装を始めます。
ステインは水性のオリーブ。
https://www.washin-paint.co.jp/product/type/water-based/pore-stain
濃さは1回塗りですが、オモテ・ウラ・サイドの3回に分けて塗装しました。
写真には撮っていませんが、サイドを塗るときはオモテやウラにステインがはみ出しやすいので、マスキングテープをしました。
乾燥終了後、コンロで大胆にファイヤ。
そのままでも良いのですが、うまくステインが入らなかったところとかを隠す意味も込めて、焦げ目を付けました。
IKEAのTERTIALで作るレトロ&インダストリアルなウォールランプ で培った技です。
天板以外の材料もついでに塗り塗りー。
机の横板部分を作る
続いて、天板を載せる横板部分に着工。まずは幕板(角材)をロの字に組みます。
ボンド+木ねじで組み付けていきました。
最後に真ん中の幕板を取り付け、日の字に。
こちらはロの字の真ん中に角材を木槌ではめ込み、ネジ止めです。
机の脚を作成する
いよいよ脚の取り付けです。
今回、机の脚はあえて木材では作成せず、これを使いました。
スチールラックのあれです。
カラーアングル30型・750mm。1本390円を4本なり。
金属部品特有の薄さと工業的な素っ気なさが出てくれるかなーと…。
さっそく横板にネジで取り付けていきます。
なんかちょっと机っぽくなってきましたね。
ぶっといネジなので下穴を空けるのはもちろん、横板の中で他のネジとぶつからないように注意が必要です。
脚ができたら、奥側の2本を木材で作成した補強板の貫で繋ぎます。
スチールラックのアングルの穴は意外と大きくて、木材に合わせてビスを選ぶと頭が抜けてしまいます。
なので、スチールラック用のナットをワッシャー代わりに噛ませて付けました。
そして、貫板とともに足下で机のよじれを防ぐのは、カラーアングル用のフラットバー。
サイズがないので45mmと30mmを重ねて調整し、前脚と後ろ脚を繋ぎます。
最後に天板を乗せて……
…はい完成。
ではありません。
ハードディスクラックを作る
机の薄さを殺さないよう、横板の厚みを利用し、外付けHDDを収納できるラックを作ります。
といっても裏からベニヤ板を貼るだけですが。
向かって奥の方のわずかな隙間は、HDDのケーブル類を出すためのものです。
こんな感じに。外付けHDD2基と内蔵HDDを外付け化したやつ1基。合計3基を収納。
古材風の机 完成
というわけで、今度こそ完成です。こだわりポイントは、目の高さから見たときのスッキリ感。
幕板の薄さと長さ(天板に対する)が良い感じになるよう、Photoshopでちまちまシミュレーションして決めました。
アングルの脚と相まって、なかなかな華奢さ。
だけど実はガッチリしている。そこがこだわりでした。
一応計算では120キロまで耐えられます。
脚の色は黒いパソコンと合わせました。ちなみにパソコンは、同じく黒いスチールのステー(クランプ式)で取り付けています。
サイドに置かれている本は、
カードリーダー入れ。写真を取り込むときはここをぱかっと開けてCFを差せばOK。
何かとごちゃつくiPhoneの充電ケーブルもここに入れておけば、普段は机の上をすっきり使えます。
むふふ、居心地がとてもよくなりました。
次は何作ろうかな…。