プラダンでレトロな磨りガラス風窓をDIY

プラダンでレトロな磨りガラス調窓を作成ウワサのプラダンことツインカーボで磨りガラスチックなアンティーク風窓枠を。

こんにちは、夫です。
プラダンことツインカーボといえば、窓の断熱DIYでよく使われるものですが、我が家はその「磨りガラス風」の見た目に感銘を受けまして、このたびアンティーク風の窓の材料とさせていただきました。

先日セルフリフォームした自分の部屋。
そしてこちらも先日棚を付けたばかりの妻の部屋。

我々の部屋は、妻の部屋の写真の左側に移っている1枚の壁を挟んで、対象の構造になっています。
なので、どちらにも同じサイズの天付き窓があるんです。
※横にがらがらして開け閉めするタイプ

この窓、よくあるアルミフレームなのが、だんだん部屋の雰囲気にマッチしなくなってきてしまいました。。。

おまけに高い位置にありすぎて、開閉が大変。椅子にのぼらなければなりません。
※設計ミスじゃないよ、設計ミスじゃあ…(汗)

そこで。
DIYでこの窓を改良することに。

ここで目指すのは、
1.台とかに乗らずに難なく開閉できること
2.部屋の雰囲気に合うデザインにすること


1.天付き窓の開閉をしやすくするDIY

ホームセンターで買ってきたのは、1つ200円くらい(確か)の滑車。シングルプーリーと言います。
一方、ダイソーで買ってきたのは、2mほどある、すだれ用のヒモ。

まず、ヒモを窓のレバーに巻き付けて…
窓の反対側にスクリューアイ(フック)を打ち、ヒモを通して折り返し…
そのまま窓のレバーを少し通り過ぎたあたりまで伸ばし、滑車を取り付けて通します。


図のような構造です。ピタゴラッ!
黒い方を引っ張ると、窓が左に動くので開き、赤い方を引っ張ると、窓は右に動くので閉まります。
ドローコードはこんなかんじ。
滑車のお陰で、力を入れなくてもスルスルっと開閉します。これはいける。

2.プラダン×木枠でレトロな磨りガラス風の窓を作る

 プラダン×木枠の磨りガラス風窓の材料

プラダン窓の材料
材料は、こんな感じ。

  • ポリカプラダン=ツインカーボA(両面対候中空ポリカーボネートーシート)
  • ダイソーの蝶番
  • ダイソーのステンレス取り付け金具
  • 各種木材。

今回は百均とホームセンターで安くて軽い角材をたくさん仕入れまして…。
ダイソーで、工作材料「角棒 910×15×15」、ホームセンターにて「杉赤身無垢仕上げ 15×30×950」を数本ずつ購入。

プラダン×木でレトロな磨りガラス風窓をいざDIY

まずは角材を大きさに合わせて、切る、切る、切る。
そしてタッカーでバチバチ組み上げていきます。
ちなみにこれダイソーのタッカーなんですけど、かなり使えますよ。 
こんなふうに、窓の形になりました。
あとはいつもの水性ステイン・オリーブで着色を。
乾かしている間に、プラダンを加工します。
こちらがプラダンこと、中空ポリカーボネートシート・ツインカーボ。

上に人が乗れちゃう強度がありますが、加工はわりと簡単で。
定規とか角材とかを当てて、オルファのごついカッターで何度かなぞればさっくり切れます。
プラダン(ツインカーボ)の切り方
 目と同じ方向なら2回、目に対して垂直の方向でも、3~4回でいけました。
切ったらサイズが合っているか当てて確認を。
…ちょっとでかいな。

ジャストサイズだと、オモテからはみ出して見えちゃうので、裏返したり、実際に取り付けるところにあてがってみたりして、少し小さめに調整するのがポイントです。
大きさが決まったら、いよいよ窓枠に貼り付けへ。
 取り付けは、強力・両面テープと…
その上からさらにタッカーで。
両面テープ貼る前に800番くらいの紙ヤスリで塗装面ならしておくのを忘れずに。

あとは蝶番で窓の木枠に固定します。
蝶番はプラダンを貫通させるかたちで窓枠にビス留めしますが、いきなりネジを打とうとするとプラダンが割れちゃいそうなので、ドリルで下穴を開けておきましょう。
プラダンだけはビスの太さと同じか少し大きめの穴を開けておく方が安全です。

強度が不安な場合は、蝶番をプラダンに瞬間接着剤で固定した上でビス留めが良いと思います。


さて、蝶番の固定が終わりました。
が、これだけだと何かの拍子にぱたん、と開いてしまいます。
なので、はじめから窓を開けたときに風が通るよう、ダイソーのステンレス取付金具を使って半開きの状態で固定しようと思います。
ちょっと見づらいですが、下の写真の赤い○の部分。
こんなふうに、窓枠の側面真ん中あたりに取り付け金具の端っこをビス留めし、金具の反対側を家の窓の木枠に固定するわけですが…
電動ドリルが届かなかったので、こんな秘密兵器を作りました。
ダイソーで売ってる狭い場所用のフレキシブル・アダプターを曲がらないようトンボ鉛筆で固定して、ロングなドリルドライバー。
こいつでギュンギュンして…。

完成。
ツインカーボのプラダンがレトロな磨りガラスのように光を透過します。

なんでプラダンってこんなデザインなのかわかりませんが、ぜんぜんちゃっちくないです。
磨りガラス風のアクリルガラスを売っていますが、あんな感じ。真横から見なければプラダンってわかりません。DIYerに人気なのもうなずけます。

最後に、これからプラダン(ツインカーボ)を買うかもしれない方へ、取扱い方法が書かれたパッケージを載せておきます。参考までに。。。





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