下地のない壁に石膏ボードアンカーで壁棚をDIY(台所リノベその2)
タイルも貼れたところで、調理台と各種収納棚を作り付けます。といっても、どちらもL型の棚受け金具を使ったシンプルなDIY。こちらの記事でご紹介したウォールシェルフの要領です。
今回何が違うのかというと…
こちら。ボードアンカー。
毎度毎度、下地の場所に振り回されるのが嫌になったので、どこでもビスが効くようになる魔法のアイテムを導入しました。
※ちなみに百均でも売っています。
ボードアンカーとは
下地がなく、ネジを打ってもずぼずぼになる場所(石膏ボード)にネジを効かせるようにするためのもの。樹脂で出来た太いネジの形をしていて、これをねじ込むと、どうやら石膏ボードを貫通後、ビスを打つと、アンカーがパカッと開いて抜けないようロックされるらしい。モノによりますが、耐荷重は10~15kg。出典:ジョイフルエーケー |
ボードアンカーを使った壁棚の設置
まずはいつものごとくステインで塗った棚板を用意します。あらかじめ設置する場所を鉛筆などでマーキングしたのち、いきなりボードアンカーをねじ込みます。
このように。
ボードアンカー自体に+ドライバーのねじ山がついてますので、そこに電動ドライバーをぶっさして、ボードアンカーを直接壁にねじ込みます。ドライバー回しながら思いっきり体重かけて押し込みます。
※下穴不要とパッケージに書いてあったのでその通りにやりましたが、ふつうにいけました。
ボードアンカーの設置が終わった図。この穴にビスを打つわけです。
ビスが効くようになったところで、この穴めがけて棚受け金具をビス留めしていきます。
なにこれ、超カンタン。
今まで石膏ボードに大きめの穴が空くので敬遠してましたが、素直にこれ使えばよかった。。。
というわけで、ウォールシェルフ作るときは、ボードアンカーの使用をお勧めします!
これであとは棚板を載せるだけ。
手始めに、タイル壁の前に食器棚からまたがる調理台を設置してみましょう。
こんな感じに。向かって右側は食器棚の上に載っているので、棚受けは大きい奴ひとつでOK。
続いて壁の方に付ける2段の棚。
今回、棚板には竹ざるを立てかけて載せるので、落ちてこないよう、セリアに売っていたアイアンのガードを設置。
下段はワイヤーを貼りました。
1.2φのステンレスワイヤーと、1.2φ用のオーバルスリーブ。
こうやって輪っかにしてスリーブに通してかしめると、フックに引っかけられるようになります。まずはワイヤーの両方ではなく、片方だけかしめて、もう片方はフックにかけてピンとはりながらかしめるとテンションを保てます。
ティーカップフックの制作
続いてティーカップを引っかけられるフックを作成します。家にあったお手頃なハザイを棚板と同色に塗り…
釘で打ち付け。
その上からフックを長めのビスで設置します。
釘はあくまで仮止めで、こちらのビスで抜けてこないようにしています。
ビスは、全部ではないまでも、最低でも2本は下地かボードアンカーに打ち込むことをオススメします。
朝起きると、さっそく妻がお気に入りのティーカップたちと、お義父さんが作ってくれた竹細工のざるを並べていました。
以前使っていた食器棚と違って、圧迫感のない収納が実現できました。