ミラジーノ(L700)のリアウィンドウをメッキモールでオーバルウインドウに

あんまりメッキでギラギラなのは好きではないのですが、どうしても貼りたい場所がありました。
それはフェンダーアーチと、リアウインドウ。

このたび、ついにリアウインドウにメッキモールを貼りました。
と言っても、今のBMWミニのようなガラスの底辺に1本貼るでも、ガラスの外周に四角く貼るのでもありません。
ミラジーノ(L700)のリアウインドウを曲がるメッキモールでオーバル化
このように、楕円形に貼る。
そう、往年の名車たちのようなオーバルウインドウを手に入れたのであります。

ミラジーノの窓は全面ガラスなので、窓自体の形は全然違うのですが、ガラスの透けている部分は楕円形。
ここにメッキ貼ったらクラシックなあの後ろ窓が手に入るんじゃないか…ってずっと思っていたんです。

リアウィンドウメッキモールの材料

ユキトレーディング 形状記憶モール 幅12mm×長さ3メートル(1200円程度)

※8mmは廃盤
ミラジーノのリアウインドウの透けてる部分の外周は、2メートル60センチくらい。3m一巻きでOK。

メッキモールの中にアルミ板が入っているため、曲げた形をキープしてくれるスグレモノ。
曲線に貼っても浮いてこないです。

同封の説明書には、「ヨコ方向には曲がりません」と書いてあります。
…曲がると評判なので大丈夫でしょう。

3M 車両用両面テープ

両面テープはちゃんとしたやつを使いましょう。
以前フェンダーにメッキモールを貼ったときにも使用した3Mの車両用両面テープをチョイス。
Amazonより

テープ幅は貼るモールより少し細め。
これは耐久性バッチリです。フェンダーのモールは施工から3年経っても剥がれてきません。


では、妻の手を借りつつ、レッツ施工。
※塗れると両面テープの接着力が落ちるので、晴れが続く日を選んで施工しましょう。

・洗車&脱脂

まず、窓ガラスに付いた汚れを、カーシャンプーで綺麗サッパリ洗い流します。
その後、シリコンオフで貼る部分だけでもしっかり脱脂。

・両面テープを貼る

メッキモールを3メートルまるっとほどき、シリコンオフで脱脂しながら車両用両面テープを貼り付けていきます。一気にやると大変なので、両面テープを50cm前後ずつ切って、はみ出さないように貼り付けていきましょう。

・メッキモールを貼る

モールの張り始め=モールの終点=貼り合わせ地点となるため、モールをどこから貼り始めるかが肝心です。
カーブの途中や目立つ位置はよくないので、下辺のセンターからスタートすることに。
ガラスの透けている部分と黒い部分の境界線に合わせて、黒い部分側に貼っていきます。

貼る際、ガラスの裏側に白っぽいものを置くなり貼るなりしておくと、ガラスの透けている部分と黒い部分の境界線がわかりやすいです。

両面テープのシールを一気に剥がさず、少しずつ剥がしながら、少しずつ、失敗してもすぐ歯がして軌道修正できるよう、そーっと弱い力で貼っていきましょう。
次のカーブまで貼り終えたら、しっかりと押しつけて接着します。

・メッキモールを曲げる

まっすぐ貼る分にはそこまで苦労しないでしょう。
問題は直角に近いこのカーブ。
「これどうしようね…」と悩める夫妻が映り込む

力ずくでは説明書の通りうまくいきませんので、ドライヤーを用意。
曲げたい部分が柔らかくなるようじっくり熱風を当てていきます。

コツは、ここもちょっとずつ貼っては曲げて…で進めていくこと。
最初のカーブでは、貼る前に完全に曲線の形を作ってしまおうとして、失敗しました。。。

1センチずつ、曲げては貼って、曲げては貼って…と牛歩でやると、綺麗に曲がります。
…それでもちょっとシワは寄ってしまいますけど。。。

なお、上側のカーブの方が緩やかなので難易度は低めです。

・メッキモールをカットする

そんなこんなで、20分もかからずにぐるっと一周貼り終えることが出来ました。
最後の難関は、いかに隙間なく合わせ目をピッタリとできるか。

まず、3~5センチくらい長めにニッパーでチョッキンします。
このとき、モールの切り味をなんとなーく覚えておきましょう。
使った工具では固くないか、まっすぐ切ろうとしたつもりが微妙に歪んでしまわないか、など…。
うまく切れる自信が無ければ、工具を変えたり切り方を変えたり…ハザイを使って練習しておきましょう。

ではいよいよ本切り。
きたねえニッパーですみません。ぼくが小学生の頃から愛用しているやつなもので。。。

長めに切ったモールを仮当てし、合わせ目の正確な位置を覚えたら、まっすぐ正確にチョッキン。
最後にずれないよう慎重に確認しながら貼り付けます。

・両面テープを本接着する

ぐるっと一周貼り終えたら、最後にもう一度、ギューッと押しつけて接着力を増させます。
全体重をかけるくらいの勢いで、3秒ずつギューッと押す、押す、押す…を1周分。
その後も乾いた布などで拭くようにしながら強く押さえていきます。

・青い保護テープを剥がす

メッキの表面を保護していた青いテープをぺりぺりぺりーっと剥がします。快感。

・乾燥

両面テープなのに乾燥いるの? と思ったんですが、いろいろ調べると貼り付け後24時間で接着力が最大化するのだとか。
ガラスに手の跡とかがあって洗車したい気持ちは山々ですが、丸1日は洗車はもちろん、雨塗れもないようにした方が良さそうです。
さっそく乗り回したい気持ちも山々ですが、丸1日はよぶんな衝撃など与えず、安静にしといてあげた方が良いでしょう。

オーバルウインドウ、完成

さあ、そんなこんなで無事に完成しました。
おお…これぞ夢にまで見た楕円形のレトロなリアウインドウ。
メッキモールを貼っただけなのに、ぜんぜん雰囲気変わります。


手伝ってくれた妻も「クラシカルな雰囲気出るねー」と好印象の様子。
いやはや、やって良かった(^^) 
またひとつ「らしさ」がでて、ますますマルクに愛着が沸きました。
 
ちゅっ。
KJとマルクの関係もますますロマンチックになったみたい。


施工にあたり、リアワイパーを撤去したので、次回はその方法も解説したいと思います。

ほかにもいろいろいじってます。>> ミラジーノの内装カスタム一覧


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