ミラジーノ(L700)のリアワイパーを取り外す
メッキモールにより、晴れて美しいバックシャンを手に入れたマルクこと我が家のミラジーノ。リアワイパーが残せない
実はこれをやるにあたって、ワイパーをどうしようかはかなり悩みました。個人的には残したかったのですが、どうにもモールに干渉してしまいます。
ワイパーブレードを短めのものにしようとしても、ミラジーノのリアワイパーはU字フック型の300mm。従来の形でこれ以上短めのものは販売されていなそうでした。
最近の車にありがちな樹脂製のシンプルなものならありますが、ちょっとデザインが合わないため却下。
仕方ないので、リアワイパー自体を加工して短くしようとしましたが…
上の留め具をドリルで破壊し、ブレードをさらに奥までねじ込んだ。
↓
短くなったけどバネのテンションがなくなって、ワイパーが使いものにならなくなった
(ガラスにフィットしない、立たない)
…筋肉痛になったわりに、見返りはワイパーの残骸だけw
仕方がないのでリアワイパーを撤去することにしました。
リアワイパーを取り外す
ワイパーのカバーを外します。M6(だったと思います)のナットを外し、引っ張ればこのようにリアワイパーは外れます。
問題はこの棒ですね。このままでは当然車検は通りません(外部突起物規制)。
市販のワイパーキャップをしても良かったのですが、とってつけたような突起がいやだったので、ユニット毎外してしまうことに。
リアワイパーのモーターユニットを取り外す
リアゲートハッチを開けます。
チャイルドシートを外すのがめんどくさかったのでリアハッチ開けて作業しますが、後部座席をすぐ倒せる人は、後部座席を倒して室内から作業した方が楽そうです。リアゲートハッチのパネルを外します
プラスドライバーを使って、8本のネジを外していきます。薄くて歪みやすいパネルにつき、ネジはどこから外しても良いですが、左外したら右外す…みたいにバランスよく外していくのが良さそうでした。わりとパネルが柔らかいので、片方だけ外すとすぐ歪みます。ネジを全て外しても、パネルは落っこちてきません。
センター寄りのねじ穴をよーく見てみると、2つほど、樹脂製のブッシュが残っているところがあると思います。
このブッシュを外さないとパネルは外れません。ブッシュをニッパーなどでつまんで引っ張ると、ぷちん、といって外れます。パネルが落っこちてこないよう片手を添えながら作業しましょう。
なお、間違ってもパネル自体を引っ張らないこと。くどいようですが、速攻でぐにゃりと曲がります。
ワイパーモーターを外す
パネルを外すとワイパーモーターユニットが登場します(写真の銀色部分)。まずは配線を外します。再利用したい方はカプラーを外し、そうでない人は、配線をニッパーでチョッキン。ぼくは迷わずチョッキン。
モーターを止めているナットは10mm。このナット3つを外すと、モーターはカンタンに外れます。
リアワイパーユニット撤去後の穴を塞ぐ
モーター撤去後、リアワイパー取り付け部には、中心部にM8程度の穴が空いたゴムパッキンが残ります。※ワイパーの取り付けナットはM6ですが、取り付け部の軸は根元の方が太く、パッキンの穴はM8です。
最初はこのゴムパッキンも取り除こうと思ったのですが…外したら、ほぼゴムパッキンの直径大(3センチくらい)の超デカイ穴が空きました。
すみません、あまりにショッキングな絵すぎて、写真を撮り損ないました。。
この大穴を純正パッキン以外で塞ぐのは浸水リスクが拭えません…。
ので、純正パッキンは残したまま、M8のナットとトラスネジ(車検対応のため突起の少ないトラスを使用)とM8対応のゴムワッシャーをねじ込み、挟み込み、念のため裏からビニールテープで補強して完成。
最初はこの穴を使って何か大きめの飾り(トランクレバーなど)を取り付けようと思っていたのですが、そのまま付けても根元がゴムじゃあグラグラするだけですね。実行しなくてよかった。。。
ワイパーがないと、お尻がスッキリしますね。
これで一段落。車検も無事に通るでしょう。
リアワイパーに関する車検には諸説あるようで。
ワイパーをなくすこと自体で車検に引っかかることはないようですが、リアワイパーキャップの形状が突起物規制に引っかかったり、モーターとスイッチがあるのにワイパーがないという状態が整備不良として引っかかるケースがあるそうです。
お世話になっているカーショップの人に聞いてみたところ、スイッチやモーターで引っかかることはほぼないだろう、ということでしたが、せっかくなのでスイッチも取っ払ってスッキリしようと思います。
ほかにもいろいろいじってます。>> ミラジーノの内装カスタム一覧