ミラジーノ(L700s)のキーシリンダー磨き&装飾(キーベゼルの代わりに)

レトロになったトグルスイッチやメーターまわりに合わせて、イグニッションキーのシリンダー部分(鍵穴)もドレスアップ。
トグルスイッチを付けた写真を撮ったとき、思ったんです。
イグニッションキーのシリンダー(鍵穴)がなんか古びてきてるし、コラムカバーの継ぎ目が向きだしなのもなんか寂しいなぁ、と。
白っぽく、角度によっては水色っぽくくすんでいる |
ワーゲンとかアウディ用のものを試しに買って会わせてみようにも、数千円するし、デザインもちょっとスポーティすぎるしなぁ。。。
というわけで、キーシリンダーまわりを今のマルクに合いそうな感じにレッツDIY。
ミラジーノのキーシリンダーをピカピカに研磨する
鍵穴がピカピカになるだけでもチープさは軽減されるだろうということで。
まずはコンパウンドがけからスタート。
コラムカバーを外すのも面倒なので、周囲をマスキングテープで覆い、いざ磨き。
99工房のコンパウンド(ボディ・バンパー用)チューブタイプ3本セットを使用。
1細目・2中細・3極細の順で磨いていきます。
恐らく15年間一度も手入れされていない場所ですが、ものの15分も磨いていたらくすみがとれてピカピカに。
もうちょい磨けばメッキのようになりそうですが、KJが寝てる間に作業を終えねばならないため、このへんにして、細めのペンでON・OFF・START・ACCを墨入れします。
文字部分が黒くなると、それだけでもちょっと引き締まりますね。
いよいよキーベゼル代わりのドレスアップを…
続いて、レザー屋さんで買ったくたびれた感じの本革ハギレ150円と、真鍮の丸カン(内径34mm)150円が登場。
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ここの型紙を作ります。 |
というわけで、シリンダーまわりを計測します。
シリンダー部分は直径37mmで、左側からおよそ21mm、右側から13mmの位置。
これを頼りに、コンパスカッターを使ってコピー用紙でざっくりした型紙を作り、マスキングテープテープで固定。
コラムカバーの角部を鉛筆を寝かせてなぞっていきます。
こういう凸部のラインは、鉛筆の先ではなく面積が大きく平らな側面でなぞると上手く型を取れるということに気がつきました。
線に沿って切ってもう一度当ててみる。
うむ、ちょうどいい。
あとは型紙に沿ってレザーをカット。
このとき、端っこの起毛は出来るだけ短く切りそろえておきます。
スプレー糊で貼り付けて、シリンダーに直接、丸カンを接着。

完成。味わい深い、本革と真鍮の渋み。
運転席側の窓からも見えるこのアクセント。
キーをひねるのが楽しくなりそうです。