ミラジーノ(L700s)の純正マフラーを錆落とし&リペイント
ジャッキを使わず、錆対策でマフラーがギンギラギンに。
ミラジーノ(L700s)のマフラーサビ状況
生産から17年が経つ、我が家のマルクことミラジーノ。
我が家は海の近くでも北国でもないですが、先日ふとシャシーを覗いてみると、マフラーに大量の錆が。。。
幸い、穴が空くほどの錆ではなかったものの、放って置いたらいつかは手遅れになってしまいそう。
マルクは「30年以上現役で乗り続け、いつか地方移住してガレージで車体を保管する」という殿堂入りプランが目標につき、当然放置することはできません。
そこで。まずは延命のために応急処置としてマフラーの錆落としとリペイントを施すことに。
ミラジーノ(L700s)の純正マフラーを錆落とし&リペイントに使用したもの
・スチールブラシ
・錆チェンジ
・耐熱スプレー(KURE耐熱ペイントコート)とマスカー
マフラーは高温になるので、塗装はとうぜん耐熱のものをチョイス。
ジャッキアップなしでいけました
車載のパンダジャッキでは心許ないので油圧式のジャッキを買おうか迷ったものの…
なんと、やせ形が幸いして、ジャッキアップしなくても車の下に潜れることが判明(笑)
※車高は純正です
けっこう厳しい体勢でしたが、段ボール敷いて、仰向けになって車の下へレッツゴー。
ミラジーノ(L700s)の純正マフラーの錆落とし
1.まず、ひたすらスチールブラシで錆をこすり落とします。
2.あらかた綺麗になったところで、しつこい錆に「錆チェンジ」を塗布。
塗った先からマフラーの赤サビが黒く変色していきます……。錆チェンジとは…
塗布することで、赤さびを化学反応で進行の恐れのない黒さびに変えてしまう特殊な薬剤。
※ルーフキャリアのステーの錆対策で以前に使用してました。
3.ひとまず、錆チェンジが乾くのを待ちます。
乗らずに過ごすこと1週間(要は次の週末)。
4.テープ付きマスカーでマフラーまわりをマスキング。
スプレー塗料は風向きによって予期せぬところに飛び散りますので、マスキングの範囲は広め&入念に。さびチェンジ塗布したとこ、すっごい黒くなってる……。
ちなみにマフラーの先から根元(エンジンルーム下)までほぼ全体塗っても、さびチェンジは1本で全然足りました。
マフラーの下に液だれしてもいいよう段ボールを敷いて、よく振った耐熱スプレーをぶしゅーっ。
見えないし、塗膜が厚くなればいいしってことで、液だれとか気にせずひたすら吹きかけます。
車体左から潜って吹いて、車体右から潜って吹いて、後ろからタイコに吹いて、前から吹いて…。
届かなかったところは、スプレーをサランラップの上に吹き、筆塗りで対応。
それでもタイコ上部はきちんと塗れてない気がしますが…応急処置としてはこれが限界だろうということで、よしとします。
スプレー乾燥後は、マフラーに熱を入れて塗料の密着をよくするため、1時間ほどクルージング。
車から降りたとき、なんかアスファルトが漕げたような臭いがしたのは、さびチェンジの塗膜が焼けた臭いなのか。。。
……というか、さびチェンジにもよくよく考えたら塗膜あるのよね。
なんか耐熱じゃないっぽいけど、大丈夫かなぁ。
※施工から一ヶ月経ち、変な臭いは消えました。
まずはこれでひと安心。
わざわざ錆なんか落とさなくても、ステンレスマフラーとか社外のやつに交換すればいいじゃん、って話もありますが、純正マフラーは静かで近隣にも優しいから、できるだけ長く保たせたいんですよね。
エンジンまわりは知識がなくてなかなか自分では手を入れられない分、こういう知識が無くてもできるところは、できるだけ自分の手で修理したいと思います。
めざせ30年&殿堂入り。
ほかにもいろいろいじってます。>> ミラジーノの内装カスタム一覧