以前夫もブログに書いていましたが、(2歳のKJに「ダメ・イヤ」の代わりに「ノンノンノン♪」という言葉を教えたら…)2歳を過ぎた時から訪れた第一次反抗期…。

穏やかなKJに限ってそんなはげしいもんじゃないでしょ、と高をくくっていたのですが。
2歳半くらいになると、やはりそれなりに激しさを増してきました。。。

私自身の心身の状態によっては本当にしんどい時もあり、泣いた日もたくさんありました。
たくさん泣いて、たくさん悩んで…。
そんな中で気づいたこと、気づかされたこと、そして親子して成長したことを何回かに分けて書いていこうかなと思います。

お外でのイヤイヤ

外でイヤイヤをされる、これが始まった時は、「とうとうわが家も…」と正直しんどいなぁ、こまったなぁという思いでいました。

ある日ショッピングセンターでお菓子をほしがるKJ。
今日は買わないよと言っても、

「買う〜!!!」

といってその場を離れません。
ちょっと夫にその場を任せ、私は会計を済ませてきました。

店内中に響き渡るKJの泣き声…。

「ああ、けーさん困ってるかな。早く二人のところ行かなきゃ。」

しかし、二人のところへむかうと、こまってるどころか
夫はニコニコでKJを見つめていました。


ええ〜!何でこの状況で笑ってられるんだ??

私は正直信じられませんでした。

泣きたいだけ泣かせて、
「よ〜しじゃあ外に行くぞ〜!」

とKJを抱きかかえ、
ジェットコースターのように外に飛び出す夫。

外で高い高いをしていたら、いつの間にかKJも笑顔に。

そう言えば、KJが泣いてる隣で商品を陳列している店員さんもその近くを通り過ぎるお客さんたちもなんだか、ニコニコしていたなぁ。

親がこまったなぁという深刻な顔をしていると、周りにもそのピリピリとした空気が
伝わってきます。
私も外でダダをこねられたりすると、やはり一番に「こまったなぁ」と言う感情が先に出てきてしまうので、きっと深刻な顔をしてるんだろうな。
そういうとき、誰かが笑顔でどうしたの?と聞いてくると場が和む経験を何度もしました。
その、笑顔である人が、当事者の親だったら。

そうか、私たち親がまず笑顔で見守ることが大事なのか…。

どうしても、「早く泣き止ませなきゃ」とか「周りの迷惑になる」とか
そう言う気持ちが先行して、周りの目ばかり気にして一番大事なKJのことを置き去りにしていた自分を反省しました。


私と夫の間で決定的に違っていたこと、それは
子どものリズムやペースを中心に生活するか、親のそれを中心に生活するか
でした。



一途に愛すること


夫に後日たずねました。

「けーさんは、子育てが初めてと思えないほどどっしりと構えられるけど、どうして?」

「う〜ん。良くも悪くも一途だからなんじゃない?
一度好きになった人やモノをとことん好きでいたいから。
それ以外のことは特に気にならなくなるんだよね」

そうか…。
大好きなKJのためだったら、たとえ周りにどう見られても別に構わない。

そうだよね。自分が困ったと思うことばかりに目がいっていて、一番大切なことを見失っていたよ。
気づかせてくれてありがとう。

私は何かにつまずくと、すぐ本を読んだり誰かに意見を聞いてしまうのですが、
夫はいつも、自分の中に答えをもっています。

そして、24時間365日KJと一緒にいて、近すぎていろんなものが見えなくなっている私に、いつも的確なアドバイスをくれる心強いパートナーです。

彼とKJを育てられる今を改めて幸せだなぁ思う毎日です。
(妻)








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