マットレスを包丁で切ってソファクッションを手作りする
こんにちは。夫です。
今回も引き続きソファ作りのお話です。
ソファのDIYでも悩みどころなのが、クッション部分を何で作るのかという話。
大きさに合うスポンジはなかなか売っていないし、ウレタン業者に量り売りでカットしてもらうとそれだけで1~2万円。。。
いろいろ調べているうちに、どうやらウレタンは家庭にある普通の包丁で切れるらしいことが判明。
というわけで、我が家では、ネットで4000円程度のベッドマットレスを購入し、包丁でちょん切って作ることにしました。
ソファクッションの材料
・高反発マットレス シングル 高反発 極厚10cm OSLEEP 高密度25D 140N
・ダイソー座布団(300円)×3
高反発ウレタンフォームは低反発に比べてへたりにくい(ベッドで10年が寿命?)らしく、また安価なのでへたってもまた買えばいいやーって感じです。
ただ、これだけだと座り心地が堅すぎるので、 ダイソーの座布団をばらし、中綿(ウレタンとポリエステル綿)をスプレー糊で貼り合わせて使用します。
届いたベッドマットレス。折りたたみでない、ふつうのベッドマットレス。
ウレタンフォームを包丁で切る
さっそくカバーを外してみましょう。杏仁豆腐のように白いウレタンフォームが出てきました。
この大きさ固さ、量り売りだとウン万だった気がしますが、既製品だと4000円……。
そんなん自分で切るわw
ソファの大きさに合わせてマジックでガイドを引きます。
190cm×97cmのシングルスポンジから、 幅130cm・縦48.5cmの背もたれと、幅65cm・縦48.5二つの座面を取ります。
自分で切るわ、とか言って置きながら、自信がないので妻にバトンタッチ。
妻が、軽く研いだ包丁をスッと一差し。
スッ、スッスッ……おお、面白いほどよく切れる!怖いほどよく切れる!
なんかたいそうなデザインの包丁ですが、カタログギフトで8年前に手に入れた安物です。
たまにトマトが綺麗に切れなくなる安物です。
なんならそろそろ良い包丁に買い換えようかなと思っているくらいのやつですが、それでもウレタンはたやすく切れますな。
じゃん。2分足らずで1枚。
断面もなかなか綺麗でしょ?
少なくとも座り心地には影響しないレベルです。
あっという間に3ブロック完成。
ごろ……
KJ「チョットカタイ」クッション材を貼り合わせる
高密度ウレタンだけだと座り心地が堅すぎるので、ダイソーの座布団でクッションを補強。やわやわなこいつを、
バラして、中身のスポンジと綿を取り出し、クッションの大きさに合わせてカット。
ボンドとかだと固くなるので、スプレー糊(3Mの99)で貼り合わせ。
こーんな感じの三層構造になりますよー。
さあ、中身ができあがったところで、ここからはカバーの制作を。
妻にバトンタッチします。
柿渋色のクッションカバーを作成する
はい、妻です。元々使っていたソファが革張りだったこともあり、当初はレザーで作ろうという話も出ましたが、本革は大変だしフェイクは使いたくないし。
ここはもう布でいくことに。
使うごとに味が出て、擦り切れたら私が補修できるし、汚れも補修も味になって長く使えると思うよというと夫も「それならいいかも…」ということで布製に落ち着きました。
先に切っておいたマットレスのサイズに合わせて設計図をひきます。
カバーが汚れても外して洗えるように、またピンと張った状態に出来るように
マチ付きのバッグのような状態で、マジックテープで蓋を閉じるタイプにしました。
さて、最初から素材は帆布生地と決めていましたが、色はどうしよう。
生成りだとさすがに汚れが目立ってしまうし(やんちゃざかりのKJもいますしね)、やはり暗い色かな。
といろいろ考えた結果、柿渋色にすることにしました。
日暮里で柿渋色の8号帆布を6m購入。
大物なので裁断するだけで一苦労。
縫うのはもっと大変。。。
布の重みでまっすぐに縫うのが大変でした…
実際に何回もマットレスに入れて縫う位置を微調整し…
じゃじゃ〜ん!!
出来上がりました!!!
さっそく、夫の作ったフレームに取り付け。
土台部分からずれないようにカバーの外にもマジックテープをつけて固定しています。
座り心地もばっちり!
これから家族三人をよろしくね、ソファちゃん。
…というわけで 、ソファって案外、自分で作れるものですね。