息子に祝われるということ

こんにちは。夫です。
わたくしごとですが、先日、またひとつ年を重ねました。
ここ最近、妻とKJの誕生日を祝うのに夢中で、自分の誕生日はちょっと影が薄くなりがちだったのですが、今年は感慨深いものになりました。

それはというと…。

KJ「はっぴばーすでーとぅーゆー」
ぼく「!」
KJ「はっぴばーすでー…とーたーん。はっぴばーすでーとぅーゆー」

なんと、KJがキーボードの自動演奏に合わせて、誕生日の歌を歌ってくれたんです。まるでスティービーのように!

ほんの少しまえまでは、言葉さえしゃべれなかった人が。
ほんの少しまえまでは、ずーっと寝てるだけだった人が。
ほんの少しまえまでは、この世に存在さえしなかった人が。 

ぼくのことを思って、指を動かし、身体を揺らしながら歌っている。
なんて感慨深いんだろうか。。。

彼がお腹の中にいるとき、ぼくが彼の歌を歌っていたこと。
彼がぼくのへたくそな歌を聴いてすやすや眠っていたこと。
彼が、真剣に耳を澄ましてジャズライブを聴いていたこと。
彼と一緒に「この曲いいよね」って話をしたこと。

いろんなことが、頭の中を駆け巡っていました。

彼の優しい歌声を聞くうち、頬を、暖かいものがひとしずく、つーっ…。 

そんなぼくにKJはいたずらな笑みを浮かべながら、
KJ「とーたん、これ歌うと、泣いちゃうでしょ」。
KJ「泣いちゃうでしょ」
KJ「KJくんの歌に…泣いちゃうでしょ」
なんということを言うんだ君はw
そうよ、泣くよ、泣くとも、泣いちゃうよ!


彼と過ごす自分の誕生日はこれが初めてではありませんけど、こうやって彼が自分の意志でぼくの誕生日を祝おうと、自分の言葉でおめでとうと言ってくれたのは、これが初。

自分の息子に祝われるということが、こんなにも感慨深いものだったとは、思いもしませんでした。

妻からの手作りプレゼント


そして妻からは、毎年恒例の手作りプレゼント。

 今年は、前々から欲しかった、休日用のサルエルパンツ。

KJと遊んだり、低くカメラを構えたりするときに動きやすいやつが欲しかったんです。

さいきん仕事が忙しそうだったから、今年はプレゼントないかなー…なんて諦めていたのですが、こっそり日暮里で生地を買い、隠れて作っていてくれたようです。
相変わらず仕事が丁寧。

履き心地も最高。ありがとう。とっても気に入ったよ! 

歳を取ることを受け入れること

昔から、心のどこかで大人になりたくないって気持ちがありまして。

社会に出てからも、「若くありたい」とかって思ってました。
だから、意地でも「オレもうオッサンだから」とかって言わないようにしていたんですが、KJと向き合っていると、なんだかどうでもよくなってきますね。もちろん良い意味で。

だって、ピカピカの彼には叶わないし、自分がどう見られるか考えるより、彼の成長を見ている方がずっと楽しいもの。
そしてなにより、もう、この人の親なんだぜぼくは。

親になる、というのは、歳を取ることを受け入れることと、見つけたり。

シワって、子供に笑わせられてできるんだなぁ。
それならいいや。
抗わず、素敵な年の取り方をしよう。

大切な家族に囲まれて、そんな風に思う、今年はとくべつな誕生日。なのでした。




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