初めての和裁に四苦八苦

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「チャンバラの服が着たい」

息子が実家でみた時代劇のチャンバラに憧れて、着物が着たいと言い出しました。
いかにも男の子らしいことを言うようになりました。

「よお〜し任せとけ!」と、腕まくりの母。

着物もいいけど、動きやすい甚平なんていいんじゃないかな?と提案し、承諾してもらったので、図書館でこちらの本を借りてきました。



日暮里へ行き息子に布を選んでもらったら、なかなか彼に似合う柔らかい色をチョイスしてきました。

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なんとなく、この布をみていたら、甚平ではなく、作務衣のほうが彼に似合う気がしてきました。
というわけで、型紙からすこし袖を伸ばし、ズボンはこちら↓の本に載っていた「ゆるサルエル」にして作務衣に変更することに。


「和裁って直線立ちだからカンタンでしょ」なんて軽く見てたらもう大変!
直線に断った布を曲線に縫い合わせていくのがこんなに大変だとは…。

というわけで、一生懸命になりすぎて作務衣本体のメイキング写真を撮り忘れました…。

オリジナルのこぎん刺しを施す

せっかくだから、胸のあたり全体にこぎん刺しの刺繍をしてあげたくて、オリジナルの図案を考えてみることに。
こぎん刺し
赤い線のところが、糸がくるところです。
実際に縫ってみるともうちょっと糸を通すところを短めにとったほうがやりやすかったかなぁと反省しましたが、初めて作ったオリジナルで図案にしては、割と気に入っています。
(実はちょこっとコウモリもチーフです。余白のほうに目がいくのでこれまたもう一息なデザインになってしまった…)

こちらの図案をダイソーで購入した刺繍用下地シートに印刷します。
このシートはプリンターで印刷できるのでとても便利です。
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(ただし、暗い色の布地には向いていないようです。)

印刷したものを布に貼り、いざ刺繍開始!
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ちなみに、刺し子やこぎん刺しといった太めの糸での刺繍には、この↑指ぬきが必須アイテムです。
これなしでやっていたときに私、バネ指になってしまいました…。



刺繍が終わったら、袖を縫い付け、完成!
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なかなか似合ってる♪
息子曰く、この服を着ると強くなるそうです(笑)
気に入ってくれたようでよかった。

(妻)

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