寝室・トイレのドアを塗装する
メラミン化粧板の扉を、下地塗料なし・水性ペンキで塗装。
我が家のドアをアンティーク風にアレンジするセルフリノベーション。いよいよ塗装に入ります。
塗装の前にパテ盛り作業
自分で45度に切ったモールディングは、少々隙間ができているものです。ここは百均の木工パテで穴埋めを。

こんな感じに。

乾いたらやすりがけしてなだらかに。

ドア塗装の下地作り
我が家のドアはLIXILのウッディーラインという、ウレタンUV塗装の化粧板。
下地を処理せず塗ってしまうと、ちょっと爪を立てただけでペンキが剥がれてしまいます。
とはいえ、室内でミッチャクロンをやるのは臭い。。。
ドアを外して外で塗れれば良いんですけど、あいにくそんなスペースもない。
なので、ここは電動サンダーで表面のつるつるを削ってしまいましょう。

ガガガガガガガ。

こんな感じになったらOK。
ドアを水性ペンキで塗装する
まずはマスカーを使って大がかりにマスキング。
飛び散ったら大変ですからね。

塗料は、下駄箱の扉にも使用したこちら。
臭いが少なくムラになりづらい水性ペンキ。アンバースタイルという色です。

トレイに出して、平刷毛とローラーと小筆を使い分けながら塗っていきました。

まずは平刷毛と小筆で立体的な部分を先に塗っちゃいます。
30分おきに、2度塗りくらい。

そのあと、他の平らな部分をローラーで一度塗り。

ヒートガンでごぉーっと乾燥。
本当は綺麗にローラーで仕上げるつもりだったんですが、なんか味気ないなぁ…ということで、平刷毛で二度塗り、三度塗りする作戦に。

刷毛跡がいい感じに味になっています。
あとはドア枠も塗り、小筆で塗り残し部分をタッチペンしてと……。

最後に、アンティークショップで買ったネームプレートを取り付けて。

はい、二週間がかりでようやく完成。

先日リノベした下駄箱の扉とも良い感じでマッチしてます。
つい数ヶ月前までは、黒っぽいドア三枚だったのでとても暗かった玄関が、一気に明るくなりました。

写真撮るときも3~4段くらい明るくなったような気がします。
なんだか日本じゃないところにいるみたい。
ドアを開けるたび、プラハを思い出すなぁ。
とても満足のいく仕上がりになりました。
ちなみに子供がガンガンモノをぶつけたりしていますが、塗料はちっとも剥がれる気配がありません。
下地塗料なしでも案外大丈夫なものです。
いやー、やっと完成。4回にわたってお付き合いいただき、ありがとうございました!
(夫)