DSCF9478
トラムが走る、その町は、古きものと新しいものが調和した、とても素敵な場所だった。
DSCF0142
なんだか映画のような日常に、魅せられた。

人前で愛を隠さない人々と、「子供は国の未来そのもの」という教え。

子どもとお年寄りには不良だって席をゆずるんだ。
外国人のぼくらにも、KJがいるからという理由で必ず席をゆずってくれた。
チェコでは、トラムに乗るとき、ベビーカーを押す母親がこう声を上げるんだ。
「誰か手伝って」
すると乗り合わせた乗客たちがスッとやってきて、みんなでベビーカーを持ち上げ、車内に乗せて上げる。

みんな優しくて、親切で、夜になってもすごく治安がいい。

車は歩行者から見えやすいよう、昼間でもライトを付けるのがあたりまえ。
斜め横断する人がいたら、車が止まって道を譲るのがあたりまえ。
言葉が通じないってわかっていても、困っている人がいたら助けにいく。

みんな優しくて、みんなあたたかい。

急がず、頑張りすぎず、ゆったりと、生きている。
ただ、自分の街と家族と古いものを愛し、大切に抱きしめながら。

美しい町並みに暮らしていると、
人の心まで美しくなるのかもしれないな。

DSCF0787
あっという間に、帰国の日。チェックアウトしたら、7時に黒塗りベンツで執事がお迎えに来てくれていた。
DSCF0789
エクスペディアでただタクシーを予約しただけなのに(笑)。

DSCF0771
お世話になった我が家ことMホテルに置き手紙を添えて、私たちはヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ空港へと向かった。

車窓から、小さくなっていくプラハの街を見ていると、目頭がなんだか熱く、なっていた。
まるで、大切な人と離れるみたいに。
DSCF0843
必ずまた行くからね。

Ahoj!! Česká!!
DSCF0564


【今回の旅の内訳】
今回の旅をインフォグラフィックにまとめてみました。
cze (1)
記事にしたいことがまだまだ盛りだくさん。
でもキリが無いので、まずはこれくらいで。

また行くからね、チェコ! Libi se mi!!

(夫)

お読みいただきありがとうございます。
下のボタンより応援いただけると励みになります!