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以前、息子KJのために椅子を作りまして、彼もとても気に入ってくれておりました。
ところが。

半年くらい前のことだったかなぁ。

子ども部屋から「あー!」という妻の声が聞こえて見てみると、
ぼくがKJに作った子ども椅子と机が、クレヨンで落書きされ、ぐりぐりに塗られていたのです。
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どーん。
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どどーん。

妻「とーたんがせっかく作ってくれた大事な机と椅子なのに…」

と、しょんぼりする妻。
彼女がそんなふうに言ってくれたお陰もあり、ぼくは冷静にKJの気持ちに寄り添うことができました。

さて、机と椅子をよく見ると、ハチャメチャに塗っているのではなく、微妙に塗り分けようとしているような気がします。
ぼく「あれー、KJ、もしかして椅子カスタマイズしたかったの?」
KJ「しょう…色塗ってかっこよくしたいと思ったんだ」

やっぱりね。

ぼく「とーたんも子供の頃は、ファミコンをマジックで黒く塗ったり、プラモデルを紫に塗ったり、いろいろしたもんだよ。だからその気持ちはわかる」

KJ「うん。ドアも塗ったし?」
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ああ、それは最近なw

ぼく「ただね、KJ。色を塗りたいなら、クレヨンよりペンキで塗った方が綺麗に仕上がるんだよ」
KJ「ペンキ?」
ぼく「そう! よし、じゃ今度いっしょにこの机を塗ってみようか」
KJ「いいねぇ!」
ぼく「よし、じゃあ何色にしたいか考えておいて」

というやりとりの後、机のカラーリングを2人で話し合い、さっそくホームセンターへ。
子どもでも扱いやすい水性ペンキを二つ購入しました。
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KJに理由を説明し、まずは落書きを電動サンダーでクレヨンの落書きを削り落とします。
そのまま下地を作ったら、部屋中をマスキングして、男2人、ペンキまみれになりながら塗装開始。

前にもローラーを手伝ってくれたKJは、今回刷毛塗りにも挑戦。
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なかなか愉しかったようです。
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もちろんお得意のローラーも。

子供と一緒にDIYをするコツは、マスキングをしっかりすること、そして伸びが良い水性ペンキを使うこと。
これくらいの年にもなると、悪戯にペンキで周りの壁とか汚したりしないし、マスキングして塗れば彼に任せっきりでもけっこう綺麗に塗れるものです。
ムラになっても水性なので親が発見しだい、ちょちょっと修正できますし。

バアァァァンッ。
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綺麗に塗れたぞぉぉぉぉ!
彼の選んだハニーイエローとライトブルーのツートンカラーに大変身。
あとは手触りが良いように、400番の紙やすりで表面を整えたら完成。
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KJもとっても満足したようで、以来、机に落書きすることはなくなりました。
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さすさすさす…。

わかるー。自分でカスタマイズしたものって、愛着わくよね。
とーたんもだからマルクが(以下略)。

はてさて。もう何年かしたら学習机かな。そのときは一緒に作ろうぜ。
今のうちから設計図考えといてね!

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