子供部屋に三人座れる長机をDIY
KJの子供部屋を作り替えるにあたり、基本的には彼の要望を聞いて作りましたが、
唯一、ぼくから案を出させてもらったのが、机を家族三人が横に並べる長机にしようというもの。
今後、彼が工作したりお絵かきしたり、勉強したりするときに、ぼくか妻が横で見て…
…というのもありますが、朝、彼が起きてくる前にぼくや妻が珈琲飲みながら勉強したり読書したりもできるなと…ムフフ。
そんな家族三人の机。
天板はL字で、長さ1800超のワンバイ材を二枚、1000程度のワンバイ材を二枚使用しました。
脚はツーバイツーをロの字に組み、背面のみワンバイ材で梁を作っています。
まず、材料のうち、脚のパーツが数多すぎなので、鉛筆で番号ふっておきます。
脚はこのようにロの字に組んだあと…
天板に裏から固定し、
鉄っぽくつや消し黒で塗りました。
もう、せっかくなんで全行程KJに手伝ってもらいました。
脚はそのままだとぐらつくので、梁というか貫というかを固定。
つづいて、天板へ。
今回から導入されたカンナでつなぎ目と角をなだらかにします。
やばい、かんなってすばらしい。さくさく削れて、やすりがけいらずななめらかさ。
さて、KJ氏から「古カフェにあるような感じ」という謎のオーダーをいただきましたので、天板をブライワックス(パイン)で染色。
父親と一緒に自分で作った部屋なんて、きっと愛着沸くと思うんですよね。
天板はかんながけをして、角とつなぎ目を慣らしましたが、それでも上に何か敷かないと、書いているときに鉛筆がズボッとしてしまいます。
なので、日暮里のレザー屋さんで良い感じの堅さのタンニンレザーを買ってきて、オルファカッターで切って鋲で留めて、デスクマットを作りました。
写真には撮りませんでしたが、右側の工具のエリアには、カッターマットを敷き、工作は右、書き物は左…とルールを決めました。
案の定、愛着が半端ないようで、ものすごく机に向かう人になりましたw
ぼくはと言うと…狙い通り、彼がまだ起きてこない間に、ときどき早起きしてここで珈琲を飲みながら、チェコ語の勉強をしています。
いいですね、こういうカフェカウンターのような空間って。
今回の材料費は、ブライワックスとレザー代を含めなければ、10000円程度でした♪