手が届かない戸棚の中に帽子を収納する

手の届きにくい高い場所に帽子をしまい…
片手で出し入れがカンタンにできる「可動式・帽子収納」のアイディアをご紹介。

戸を開けて

スッ

サッ

ぴたっ。
靴箱の上の戸棚に帽子をしまいたい
帽子って、靴と同じで出かけるときにスッとかぶり、帰ってきたらその場で外せたらいいな、と思うんです。でも、我が家の玄関には、壁に帽子をかけておくスペースもないし、適当に管理して、型崩れをしたり、ホコリが付いてしまうのも嫌。
友人の帽子デザイナーさんに作って貰った大切なものだからこそ、開き戸の中にしまっておきたい。
そんな想いから、目を付けたのが、下駄箱の上の開き戸。

高すぎて、奥まで手が届かないこのデッドスペース(写真右)に、帽子を合計4つ収納できる引き出しを作りました。
帽子のアイディア収納に必要な材料
ほとんどのものは百均(ダイソー)で揃います。
- 角材2本セット(工作材料S-6)
- カラーボード(450×300mm 厚さ5mm)
- べんりベルト(45cm×3cmくらいのゴムバンド)
- 大きめのスポンジ
写真の黄色いのが、大きめのスポンジ。
帽子が引っかかるくらいの大きさがあればオーケーです。ぼくは以前ソファをDIYしたときに買ったベッドマットレスのウレタンスポンジの残りを使いました。
たぶん、百均で売ってる洗車用スポンジとかでも大丈夫ですし、段ボールや発泡スチロールの塊に食器洗用のスポンジを貼り付けたりしてもオーケーです。
高い開き戸に作る帽子収納DIY手順
まず、帽子をスポッとかぶせる突起を作ります。ぼくはウレタンスポンジを包丁で切って作りましたが、自分の頭と同じくらいの大きさなら、段ボールでも発泡スチロールでも、百均のクッションを丸めたものでも何でも良いと思います。

多少弾力性があった方がいいと思うので、段ボールや発泡スチロールで作る場合は、台所用スポンジをまわりに貼ったりすると良いと思います。

続いて、カラーボードを300mm×300mmに切り、180mmくらいの位置ににうすーく切れ目を入れて、写真のように薄皮1枚で繋がった状態にします(大きさは戸棚に合わせて適宜変更を)。
切れ目を入れる位置は、真ん中よりもやや後ろ。
薄皮1枚のところはそのままだと心許ないので、裏からテープなどで補強します。
写真のように曲げた状態でスポンジを接着します(セメダイン)。
ポイントは、折れ曲がっている側(写真右後ろ)は接着剤を付けないこと。
そして、カラーボードのハザイは後ほど使うので、捨てないように。
切れ目を入れる位置は、真ん中よりもやや後ろ。
薄皮1枚のところはそのままだと心許ないので、裏からテープなどで補強します。
写真のように曲げた状態でスポンジを接着します(セメダイン)。
ポイントは、折れ曲がっている側(写真右後ろ)は接着剤を付けないこと。
そして、カラーボードのハザイは後ほど使うので、捨てないように。
続いて、角材を小さめに切り、同じくカラーボードの前側に接着します。

カラーボードの後ろには、ゴムバンドをタッカーとセメダインで接着。
で、これを戸棚の奥の壁にタッカーで固定して…
で、これを戸棚の奥の壁にタッカーで固定して…

こんな感じで、ピンと張ったときにカラーボードの前側が90度に曲がってくれることを確認。

続いて、角棒の余りを使って、戸棚の奥行きよりちょっと短いくらいのパーツを3つ製作します。



ふだんは開き戸が閉まっているから、ホコリをかぶったり、型崩れしたりする心配もなし。
型崩れしない帽子を玄関付近にしまいたい方、こんな収納法は、いかがですか?
(夫)